ならくはどう生きるか

ならくの日々の日常と趣味と生き方について思いついたことを書きます。

自分の子供が犯罪者になったら。

 今日からフジテレビ系列でドラマ『絶対零度』シリーズのSeason4となる『絶対零度 〜未然犯罪潜入捜査〜』が始まりました。

 前作Season3から見始めたのですが、沢村一樹演じる井沢範人の抱える闇が私の心に触れてしまい、あまりドラマを見ない私ですが、毎週興味深く見ていました。

 

 それを見て今日考えたことが「自分の子供が犯罪者になったら。」という妄想です。

 今日放送の絶対零度でこういった描写が出てきたわけではない(むしろ身内が被害者という設定の人物は登場します)ですが、なぜかそんなことを考えてしまいました。

 

 そして考えた事は、子供が犯罪者になった時にどうするかとかではなく、子供が犯罪者になった時に自分はどんな感情を持つだろうかということです。

 

 これは自分の身内が被害者の場合とも似ているとは思うのですが、自分の無力さを強く感じる事になるのだろうなと思います。

 例えば自分の子供が殺人を犯した場合、その親である私をはじ親族一同が世間からのバッシングを受けるのでしょう。その場面で私はただただ自分の保身の為に行動をしてしまうのではないだろうか。子供には何も落ち度が無いのだろうか?親子の間での生活で何か状況は変わったのではないか?そんなことを考え、変えることのできない過去を嘆くのだろうなと思います。

 そうやって想像してしまう自分が卑しく、むなしく感じてしまうのです。

 

 この想像には答えはありません。ただただそれが心に靄をかけるのです。

 

 

 上に書いた内容がつながるかどうかはわかりませんが、私は子供を抱きしめてベッドに入りたいと思います。