ならくはどう生きるか

ならくの日々の日常と趣味と生き方について思いついたことを書きます。

陽転思考

 和田裕美さんの『「やる気」が出るコツ、続くコツ』という本を読んでいます。

 

 この著者の考え方に「陽転思考」という物があり、参考にしたいなと思ったのでここに書き留めておきたいと思います。

 

 今Googleで「陽転思考」を検索してみたのですが、これは和田裕美さんが作った言葉ではなさそうなんですが、まぁそれはいいとしましょう。

 

 「陽転思考」はざっくり言ってしまえば「プラス思考」の事だと思うのですが、たぶん細かな違いがあると思います。その辺はよくわからないので、各自で感じてみてください。

 

 私は上記の本の中にあった一説がとても心に刺さりました。

 「事実はひとつ、考え方はふたつ」という言葉です。

 私の解釈ですが、「起こってしまった事実は、ポジティブにもネガティブにも考えられる」という事だと思います。実際本文中にも

 ”辛いことがあっても「自分は昔から貧乏くじばかり」と思わずに、「乗り越えるチャンスをもらったのだ、感謝しよう」と思うことで、同じ事実が目の前にあっても幸せを感じる度合いが違ってきます。”

 と書いてあります。

 私が今持っている悩みも、実はそれに真摯に向き合い乗り越えることで成長が出来るんではないだろうか。むしろそのチャンスなんじゃないだろうかと思えてきました。

 

 

 もう一つ、この本から一つ。

 「なんて私は幸せなんだろう」

 著者は毎日寝る前に神棚に手を合わせこのように声に出して言うようにしているそうです。確かに頭に浮かべるよりも言葉にするのが大事という話もよく聞きます。

 なんとなく今日子供を寝かしつけるときに、両脇に2人の息子を抱いて「なんて私は幸せなんだろう」と声に出してみました。この言葉を言おうとすると自然と笑顔になるんですね。そして少し間を開けて4歳の長男が「しあわせなんだろー」と言うと私は声を出して笑ってしまいました。子供2人も笑っていました。

 ああ、声に出したら本当に幸せになれたな。言葉の力ってこれなのかな。そんなことを思いました。

 

 本の著者的にこの言葉は、「無事に一日を過ごせたことへの感謝」をするって意味合いでの言葉なので、家族が笑顔になったことも幸せだし、今無事に子供2人が私の両脇にいる事。その温かさを感じている事。これが幸せなんだと感じる事が本当に大切なんだなと思いました。

 

 

 私はこれまでめちゃくちゃ適当に生きてきました。そのツケが今回ってきている感じで、沢山の悩みを抱えています。それでも生きてることの幸せ、悩みがあることの幸せ、乗り越えた先に成長がある幸せを感じて生きていきたいなと思った今日でした。