ならくはどう生きるか

ならくの日々の日常と趣味と生き方について思いついたことを書きます。

「一姫二太郎」という言葉は性差別だった⁉(第61回のスタエフの台本のようなもの)

↑この放送の台本です。実際の音声と台本での違いも楽しんでいただけたらと思います。

 

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はい、毎度お世話になっております、ならくの知ってる世界のならくです。

今回もよろしくお願いします。

 

この放送では、これまでの人生でいくつもの三日坊主を経験し、幅広く極薄い知識を持った私ならくが、自分の知ってる世界の範囲で話をしていきます。

 

 

突然ですが、みなさんは「一姫二太郎」って言葉ご存じですが?

子供が生まれる順番は先に女の子が生まれて、2人目に男の子の方が理想的であるという言葉です。子供は男の子が2人、女の子が1人が理想的という意味と勘違いしている人もいらっしゃるかもしれないですね。

ネットをうろついてたら、「一姫二太郎は日本人の3割が意味を間違えて覚えている」といった内容の記事があり、そこから「そもそもなんで一人目が女の子の方が理想的なんだろう?」と思ってちょっと調べてみましたので、少し話をさせていただきます。

 

 

この言葉ですが、一般的には「女児の方が育児がしやすく、慣れてから男児の育児が出来るから」というのがまず第一の理由です。

まだ医療が発達していない時代、女児より男児の方が病気にかかりやすく早くして亡くなることが多かったらしいんですね。

また男児の方が寝つきが悪かったり、夜泣きが多いなど、子育てにてこずる特徴を持つことが多かったみたいです。

そこで女の子でまず子育ての練習をした後で手のかかる男児を育てた方が良いという事らしいです。

 

まぁこれは経験則での話なので特に性差別は無いのですが、日本の「男尊女卑」的な思想からもこの言葉が浸透している理由が説明できるようです。

次の理由は「先に生まれた女児が次に生まれた男児の育児を手伝えるから」です。

これはいわゆる「女性が家事・育児をすべき」という考えに基づいたものなんじゃないかなと思います。かつてはそうだったかもしれませんが、今は男女関係なく上の子に下の子の世話を手伝ってもらうというのは情操教育的にも良いと考えられるので、「一姫二太郎」という言葉は当てはまらないかなと思います。

 

次に「そもそも日本の家制度では、男児が生まれることが重要であったため、女児が生まれてしまった人への慰めとしてこの言葉が生まれた」という説もありました。

これはまさに性差別が根底にあっての説ですね。

 

私個人としては、医療も発達し、家制度についてもメリットはわかりますが、それ拒否できる体制は作らないといけないのではないかとも思うので、実はあまり現代の事情に即している言葉ではないんじゃないかなぁと思いました。

 

 

まぁこれは私個人の意見ですし、女の子の方が育てやすいという経験論については性差別ではなく性個性だと思うので、言葉狩りすべきという話ではないのでよろしくお願いいたします。

 

皆様はどのように感じられますか?ご意見あればお聞かせください。

 

 

それでは今日は以上で終わりたいと思います。

 

この放送では皆様からのレターやコメントを募集しております。

ならくに話してほしい事を送ってください。
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何でも必ず答えますので、ぜひレターとコメントをよろしくおねがいします🎊

 

それでは今日はこのへんで。またねー、ばいばいー。

 

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かなりの気まぐれですが「一姫二太郎」という言葉について調べてみました。

なぜ一人目の子供が女の子の方が良いといわれているのか?実は性差別的な理由で生まれた言葉なのでは?

調べて分かったことを話させていただきました。良かったら聴いてください。

 

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