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整理収納アドバイザー1級への道【整理と収納の違い】

整理の定義

 整理の定義は2つ。

 ①不必要なモノを取り除くこと

 ②区別すること

 

 これらはすでに学びました。

 簡単に言うと「捨てろ」と「それが何のためにあるのか理解しろ」という事です。

 いらないものは捨てます。

 区別するためにはそのモノが何のためにあるのかを理解しないといけないのです。

 

 

収納の定義

 収納の定義も2つ

 ①収納は整理の後にしか行えない

 ②モノを使いやすい状態にすること

 

 (一つ目が定義じゃなくね?って気持ちは置いておきましょう。)

 

 ちなみにテキストにはここまでで収納についてはほとんど出てきません。整理収納アドバイザー講座なのに。

 その理由が、収納の定義の一つ「収納は整理の後にしか行えない」からです。

 世の中には収納術の書かれた本が沢山ありますし、収納グッズもたくさん売られています。それらを用いて整理されてない大量のモノを無理やり詰め込んで「片付いた」と思っていても、そのような収納ではすぐに元の状態に戻ってしまいます。

 二つ目の収納の定義を考えると、無理やり詰め込んだ片付けが収納とは言えないことがわかります。モノが使いやすい状態になっていないから元の状態に戻ってしまうのです。

 少し考えるとすぐに想像できると思います。

 ほしいものが引き出しの下の方にある。不要なモノをいったん出して必要なモノを出す。とりあえず要件は済んだのですが「これはまた使うかもしれない」と思って一旦出しっぱなしにする。だけど結局しばらく使わなくで、だんだんしまうのが面倒になってくる。目の前には必要なモノも不要なモノも出しっぱなしの散らかった空間…。

 もしも不要なモノがなければ、必要なモノを使った後にすっと引き出しに戻したと思います。こういったことの積み重ねで散らかった状態が出来てしまうのです。

 

 まずは整理が出来るようになることが先なのです。

 そう考えると、収納の定義は2つというより2つで一つの定義という事のような気がします。併せて理解しておきたいです。

 

 

 テキストには2つ目の定義「収納はモノを使いやすい状態にすること」の一例が載っていました。

 

 キッチンはモノがあふれやすい場所の一つです。それは料理の工程や盛り付けに合わせてそれぞれ必要なモノが多いです(焼くならフライパン、煮るなら鍋、炊飯器、電子レンジなど)。それらは必要で使う頻度も高いから目に見える場所に置いているのです。

 しかしスッキリとしたキッチンはあまりモノを出しっぱなしにしていません。収納をしっかりと意識している人は「毎日使うものでもしまう」ことを心がけています。

 収納の極意は「毎日使うものでもしまう」「毎日使うものだからこそ取り出しやすい場所にしまう」という事です。

 

 

 これらを踏まえて、次は整理収納のステップを学びます。

 

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。