ならくはどう生きるか

ならくの日々の日常と趣味と生き方について思いついたことを書きます。

助かりたければ分断するな、もっと繋がれ、もっと信頼しろ。


僕らは今、何を問われているのか?-西野亮廣

 この動画の中で西野さんは「コロナウイルスと向き合えば向き合うほど、神様のようなものと対峙しているような感覚になる。新型コロナウイルスから何を問われているんだろう。」という話をしていました。

 

 私には「迷惑だなぁ」としか考えられないコロナウイルスの感染拡大に意味を見出す。スピリチュアル的にも感じますが、私もそういう風に考えることはあります。

 

 自分の周りにあるものには全て理由がある。その程度の浅いものですけどね。

 

 

 西野さんはコロナウイルスに問われている事は「もっと人を信頼しろと言われている」と結論付けています。

 

 

 その中で印象に残っているのが、人間を「オールドタイプ」と「ニュータイプ」に分ける話です。

 

 ここで言う「オールドタイプ」と「ニュータイプ」の思考の違いは「所有」か「共有」という事です。

 

 「オールドタイプ」はとにかく「所有」したがる。車や家や情報を自分の物にしたがる。

 

 「ニュータイプ」は「共有」です。車も家も共有でいいじゃん。情報だってみんなでアクセス出来る形でいいという思考をします。

 

 今回のコロナ騒動でトイレットペーパーを買い占めたのは「オールドタイプ」です。

 

 「ニュータイプ」は誰かが持っているから借りればいいという思考になります。

 

 どちらも生き延び方としては正しいです。

 

 アプローチに「トイレットペーパーを取りに行く」か「トイレットペーパーを持っている人との繋がりを取りに行く」という違いがあるということです。

 

 トイレットペーパーを取りに行った人は自己完結で、頼ることを想定していない。つまり他人を信頼していないということです。

 

 コロナウイルスの感染を防ぐために、2週間すべての人が外出をしなければ、コロナウイルスには打ち勝てるのです。でもそれが出来ないのは「オールドタイプ」の人が「自分の店を守るために外に出るから」なんです。

 

 そもそも「自分の店を守ることが出来るのが自分しかいない」状態だから、外に出るしか無いのです。まさに自己完結になっています。

 

 例えば飲食店を経営している人が、コロナの影響でお店を休んでいる間の家賃や生活費を、コロナの影響を受けずにお金を稼げている他の人がその人を助ける事ができれば、お店を休むことが出来るのです。

 

 

 つまり「助かりたければ分断するな、もっと繋がれ、もっと信頼しろ」と、コロナウイルスが言っているのではないかと西野さんは言っています。

 

 

 この考え方、今までの自分には無かったです。

 

 元々あまり人と繋がることからにげていました。人に嫌われることを異常に恐れていたからです。

 

 「嫌われないためには、人と付き合わなければいい」という思考です。

 

 でもこれは、これからの人生を生き抜くためには間違った思考だったと気づきました。

 

 

 何度もブログに書いていますが、私はGIVERになりたいと思っています。

 

 人のためになることをしたいです。

 

 具体的に浮かんでいることは「子供」のことと「元妻」とのことだけですが、それだけでなく、これまで私に関わってくれた人たちの為になることをしたい。困っている友人を助けたいという思いを強く持ちました。

 

 幸い今の私は、少し前に比べれば自由な時間が増えていて、また仕事も会社員で今すぐ減収となる可能性は少ないです。

 

 今は私が困っている人を助ける番なんだろうと思っています。

 

 出来ることは小さいですが、いつでも心に「他人に幸せになってほしい」と願う心を持ち続けたいです。

 

 今、まさに時代が変わろうとしているこのタイミングで、ともに前を向ける仲間に出会いたいなと思いました。