ならくはどう生きるか

ならくの日々の日常と趣味と生き方について思いついたことを書きます。

GIVERとTAKERとMATCHERの話

 最近よく見ているYouTubeチャンネルに

・【公式】西野亮廣エンタメ研究所」

www.youtube.com

・両学長 リベラルアーツ大学

www.youtube.com

があるんですが、そのどちらでも「GIVERとTAKERとMATCHER」の話が出てきました。

 

 その話に自分が少し惑わされてるのかもしれないなという話。

 

 

 この「GIVER」と「TAKER」と「MATCHER」を簡単に説明すると、その英語の意味の通り「GIVER」は与える人。「TAKER」は受け取る人。「MATCHER」は受け取る事と与える事のバランスをとる人の事を言います。

 

 西野亮廣さんも両学長さんも「人生を豊かにできるのはGIVERだ」と言っています。それを受けて「私もGIVERになる!」と思っているのですが、これがなかなか難しいようです。

 

 そもそも世の中の人の大半は「MATCHER」だそうです。「誕生日プレゼントをもらったからお返しをしなきゃ」「いつも家事をしてくれてるからお礼に旅行に連れて行ってあげよう」とか、こういう思考がMATCHERです。

 逆に「誕生日プレゼントをあげたのにお返しが無い!」「いつも家事をしてるのにお礼が無い!」と怒りを持ってしまうのもMATCHERです。こういう状況はあまり幸せだとは言えないですね。

 

 そう考えると「幸せになるためにGIVERになる!」もMATCHER思考ですよね。この思考から抜け出せないうちは真のGIVERにはなれません。

 また、GIVEする相手がTAKERの場合はそのGIVEしたものを利用されて終わってしまいます。これも幸せにはなれません。

 

 

 これらを踏まえると「幸せになるにはMATCHER思考をやめGIVERとなりTAKERからは距離を置け」という結論が導き出されます。

 

 

 私もそこに向けて一歩を踏み出したいのですが、なかなかうまくいっていないのです。

 

 その理由は「TAKER探しに躍起になっている」という事です。

 自分でもうすうす気が付いているのですが、この状態はすごくダサく不幸な状態ではないかと思います。特にGIVE&TAKEが頻繁に行われる「家族」や「職場」といった集まりの中で「TAKER探し」をしてしまっているのは、不幸の原因を他人と考えている状態ですし、そもそもTAKER探しの基本原理は「あいつは俺がこれだけやってやってるのになんの見返りも無い」というMATCHER思考なのです。なんと根深いMATCHER思考なんでしょう。

 

 現状私はまだMATCHER思考から抜け出せていません。TAKERを疑う相手から自分の財産を守ろうと必死になっているが、それは本当に正しいのか。そんな問いに悶々としながら日々を過ごしております。惑いに惑っています。

 こんな自分の感情を書きだすことが自分には必要だと思い記事にしました。これを読む人の中に私と同じような思考の方がいたら、「それはダメではない、まだ途中なだけだ」「同じような奴がいるよ」とスッと寄り添えたらと思います。

 この「GIVERとTAKERとMATCHERの話」に関しては引き続き記事に書いておこうと思います。少しでも惑いが晴れるように。それが自分の足跡となるように。